老人クラブとは？

老人クラブの起源は、高齢者を祝う平安時代の「尚歯会」。
また、仏教伝来とともに日本に伝わったとされる相互扶助組織「講」にまで遡ります。

現在の「老人クラブ」は戦後間もない頃、社会と経済が混乱し、家族制度も変革する状況の中で、高齢者が自ら相集い、新しい役割を担って誕生した自主的組織です。
21世紀の高齢社会において、地域の高齢者が生きがいと健康づくりのために、老人クラブの仲間づくりを基礎に相互に支え合い、楽しいクラブづくり、社会貢献するクラブづくりに励んでいます。

21世紀は高齢者の世紀です。
この21世紀の高齢者の主役となるのは、まさに高齢者自身です。老人クラブは、昭和38年に制定された老人福祉法に位置付けられています。
また、老人クラブの組織、事業内容などについては、国（厚生労働省）が策定した「老人クラブ活動等事業実施要領」の中で示されています。